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古典派経済学

英語
classical economics
同意語
古典派 , 古典学派
関連語
アダム・スミス , 新古典派経済学 , マルクス経済学
カテゴリ
経済学 ,

18世紀後半から19世紀前半におけるアダム・スミス(Adam Smith)、トマス・ロバート・マルサス(Thomas Robert Malthus)、デヴィッド・リカード(David Ricardo)、ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill)等のイギリスの経済学者に代表される労働価値説を基礎とした経済学のこと。

労働価値説には商品の価値がそれを支配する他の商品の量によって決定される支配労働価値説と商品の価値がその商品の生産に投入された労働量によって決まる投下労働価値説があり、古典派経済学の考え方の基礎であり続けた。

古典派経済学は、イギリスの産業革命の勃興期を前提として成立したが、その後問題となった10年周期の恐慌やフランスの大規模な失業労働者に対する有効な処方箋を作成することができず、限界革命を基礎として誕生した新古典派経済学が経済学の主流となった。また、古典派経済学の中心的な考え方であった労働価値説は、古典派経済学への批判として生まれたマルクス経済学に受け継がれた。

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