スミソニアン体制

英語

Smithsonian system

関連語

スミソニアン協定

カテゴリ

経済 , す

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1971年12月の先進10カ国蔵相会議において、ドルの切り下げと為替変動幅の拡大が取り決められたスミソニアン協定に基づいた固定相場制のことで、金とドルの交換率は、1オンス=35ドルから38ドルへ引き上げられ（ドルは7.89%切下げ）、円は1ドル=360円から308円（16.88%切上げ）となり、為替変動幅は、上下各1%から上下各2.25%へと広がったが、米国や英国の国際収支の悪化は止らず、各国がスミソニアン体制を放棄し、1973年には、主要先進国は変動相場制に移行し、スミソニアン体制は、わずか2年で崩壊した。