3中全会
- 英語
- the Third Plenum
中国共産党の5年に1度開催される最高指導機関である全国代表大会(党大会)で選出された党指導部と中央委員による3回目(Third)の全体会議(Plenum)のことで、1回目と2回目の全体会議が党・政府人事の決定なのに対し、3回目の全体会議(3中全会)は政策全般の中長期的な重要方針が決定されるため特に注目されている。
過去の3中全会では、1978年の第11期3中全会において鄧小平体制下の下「改革開放路線」が採択され共産主義経済から実質上の資本主義経済へ大転換の一歩を踏み出す政策が決定されたり、1993年の第14期3中全会では江沢民体制下の下「社会主義市場経済の確立」が目標に設定され、国有企業改革と市場経済の構築の本格的スタートする等、経済政策の歴史的転換が決定されている。