共同入札契約
- 英語
- joint bid agreement
- 同意語
- ジョイント・オペレーション・アグリーメント
- 関連語
- 共同操業協定
競争入札を通じて石油等の鉱区を獲得する際、同一の鉱区に関心を持つ複数の会社がグループを構成し単一の主体として入札に臨む場合の当該会社間の協定のことで、入札条件を始め落札後のシェア配分、オペレーターなどに関する事項も規定され、共同操業協定の前段階をなすものといえる。
入札側からみれば共同入札は、競争条件の緩和、リスクの分散、オブリゲーションの軽減などのメリットがあり、産油国等の鉱区を付与する側からみれば、共同入札(および落札後の共同操業)によって、一つの鉱区に参加させる会社数を増やすことが可能となり、より広範なベースで資金と技術を確保することができ、さらにはコントリビューションの面で利益を得る道が開けることになる。