投資用語集

ファミリー・オフィス

英語
family office
関連語
プライベートバンキング
カテゴリ
経済 ,

一定規模の資産を保有する同族及び一族を対象に、多世代を視野に入れその一族の恒久的な繁栄を最終目標とし、資産の運用及び事業継承等の財務的な管理計画を立案・実行するために弁護士、会計士、税理士等の専門家で構成される専属の外部機関のことで、1820年代以降の米国において、産業の勃興を契機に誕生したロックフェラーやカーネギー等の事業に成功した一族の資産の保全、次世代への継承を目的に発展し、米国では3,000以上のファミリーオフィスが存在している。

伝統的プライベートバンキングでは、原則1人のプライベートバンカーが、アカウントマネージャーとして顧客とコンタクトを取り、個別のサービス・ニーズが発生する度に専門家を呼んで対応してきたのに対し、ファミリー・オフィスは、専属チームが担当するファミリーに張り付き、資産の保全及び運用、子息が受ける学校教育のアレンジ、購入する美術品や骨董品の品定め等、ありとあらゆるサービスを提供するため、プライベート・バンクは、一般的な富裕層と超富裕層への提供サービス差別化の一つとして、ファミリー・オフィス・サービスを位置づけている。

また、富裕ファミリーが、特定の金融機関の立場に偏らない、独立したアドバイスを求めているとの判断から、金融機関の中には、独立性、中立性をアピールするため、ファミリー・オフィス・サービスを従来のプライベート・バンキングとは別の組織としたり、外部の人材を積極的に登用したりするところも多い。

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