ネオFX
インターバンク市場で提示されるスプレッドよりも小さいスプレッドを顧客に提示するFX業者のこと。
通常FX業者は、顧客からの注文の多くをカバー取引を行うことで、顧客からの注文による為替変動リスクを切り離すため、注文を引き継いでだ銀行が負担するコスト（スプレッド）に加え、自社の収益分もスプレッドに加える必要があるので、結果としてスプレッドはインターバンク市場よりも大きくなるため、FX業者が、卸値ともいえるインターバンク市場でのスプレッドより小さいスプレッドを顧客に提示することは、何もしなければ単に損失を積み上げるであるため、では、ネオFX業者は、約定レートを裁量的に決めることがでる相対取引であることを活かして、インターバンク市場とは異なるレートを顧客に提示したり、顧客に提示したレートとは異なるレートで注文を約定させたりして利益を確保していることも考えられるため、必ずしもネオFX業者の方が優れたサービスを提供しているとは限らない。
