作付意向面積

米国農務省(USDA)農業統計局(NASS)が毎年3月末に公表する作付意向面積の調査のことで、3月初旬に全米各地の8万3500戸以上の生産者に対して行ったとうもろこし、大豆、小麦、コメ、綿花等についての3月1日時点の生産者の作付意向を集計したもの。

穀物は需要はある程度安定しているのに対し、生産量は豊作や凶作により増減するため、需要よりも供給がより重視される傾向があり、作付意向面積はその年の生産高を占う上で重要な指標となり、需給予測は最終確定作付面積が公表される6月までは作付意向面積に基づいて計算されるため相場への影響も大きい。

実際の作付面積は、作付時期の天候や価格帯により変化するが、作付面積意向調査結果発表をうけ、穀物相場は4月から本格的な天候相場へと移行することとなる。

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