投資用語集

オフショア

英語
offshore
同意語
オフショア市場 , オフショア・センター
関連語
金融安定化フォーラム , JOM , IBF , ACU
カテゴリ
経済 ,

非居住者との資金取引に対し、国内取引において適用される金融上及び税務上の制約を排して自由な取引を行わせる国際金融市場のことで、海外から調達した資金を海外へ貸し付ける取引を原則としており、取引の参加者は限定し、国内金融市場と区別した上で、金利や課税などの規制を緩和している。

1960年代に米国の利子平衡税の導入等でユーロ市場が拡大し、金融機関間の競争が激化し、より自由で低コストの地域を求めて子会社・支店を設置する動きが相次いだこと、各国当局側においても国際金融取引における各国市場の地位向上を目指して積極的に対応したこと等から、各地にオフショアが出現し、国際金融センターとしての役割を担っているが、金融安定化フォーラム(FSF)はオフショアを国際金融の波乱要因として、国際基準遵守状況の適切な評価などの必要性を説いている。

日本では円の国際化を図るために1986年12月に東京オフショア市場(JOM)が開設されている。

オフショアにはロンドンや香港のように、国内取引に対する規制が緩やかであったことから自然発生的に成立し、外-外取引と国内取引との差別がない「内外一体型」やIBFやACU、JOMのように、外-外取引は原則自由だが国内取引との間に遮断措置を講じている「内外分離型」、税制上の優遇措置により国際金融取引の記帳のみが行われる「タックスヘイブン型」の3類型がある。

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