投資用語集

石油危機

英語
oil crisis
同意語
オイルショック
関連語
OPEC
カテゴリ
経済 ,

1970年代に2度あった、原油の供給逼迫および価格高騰と、それに伴う経済混乱のことで、1973年の第4次中東戦争勃発を契機としたOPECの原油公示価格の引き上げとOAPECの減産による石油価格が高騰した第1次石油危機と、1979年のイラン革命により、イランでの石油生産が中断とOPECの原油公示価格の引き上げにより石油価格が高騰した第2次石油危機がある。

第1次石油危機は、石油価格が高騰は中東の石油に依存してきた先進工業国の経済を脅かし、日本では、インフレーションが加速し、消費者物価指数が23%上昇し、「狂乱物価」という造語まで生まれ、インフレーション抑制のために公定歩合の引き上げられた結果、1974年は-1.2%という戦後初めてのマイナス成長を経験し、高度経済成長が終焉を迎えた。

2度の石油危機を経て、先進国では中東以外での新しい油田開発、調査が積極的に行うとともに、原子力など非石油エネルギーの活用の模索、また省エネルギー技術の研究開発促進、石油備蓄体制の強化が行われ、OPECが輸出価格の急騰により政治・経済両面でのパワーを持つこととなった。

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