もうはまだなり、まだはもうなり 関連語 本間宗久 カテゴリ も 微妙な相場の変化に対して、自分だけの独善的な判断をふり回すことは危険であり、もう底だと思えるときにはまだ下値があり、まだ下がると思うときは、もう底かも知れないと考えてみることが大切であるという意味の格言。「もうはまだなり、まだはもうなりということあり。ただし、数日もはや時分と思い取りかかりたるに、見計い悪しければ間違いになるなり。まだまだと見合わせ居るうちに遅るることあり。」と本間宗久の秘伝とされている技法をまとめた「宗久翁秘録」にも記されている。 カテゴリー「」の他の用語 カテゴリーの用語一覧 > 騰げは別々、下げは一緒 長らく保ち合った相場の岐かれに逆らうべからず 千人の指すところは違わず 金は危ない所にある 需給はあらゆる材料に優先する 商いを仕掛ける時はまず損金を積むべし 買い物が買い物を呼ぶ 相場は理外の理にあらず、理中の理なり 相場は豹変する 百年に九十九年の高安は三割越えぬものと知るべし