投資用語集

ハイ・ロー・ロジック・インデックス

英語
high low logic index
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ノーマン・フォスバック氏が1970年代に考案した指標で、52週高値更新銘柄数と52週安値更新銘柄数の双方を取引があった株式総数に対する比率で示し、そのうちの小さい方の値を採用し、ハイ・ロー・ロジック・インデックスが高い水準にあれば、市場が極度に分散した期間にあることを示し、弱気を意味している。

ハイ・ロー・ロジック・インデックスでは、相場の均一性の方向は問題とせず、高値更新銘柄が多く、安値更新銘柄がほとんどなければ、当然強気相場であるが、安値更新銘柄が多く、高値更新銘柄がほとんどない場合でも同じ予測となる。

フォスバック氏は、そのハイ・ロー・ロジック・インデックスの10週指数移動平均を推奨していて、調査会社ネッド・デービス・リサーチもによると、検証試験で強気相場を示す閾値を2.5%、弱気相場の閾値を4.05%とし、ハイ・ロー・ロジック・インデックスの10週指数移動平均が過去25年間で2.5%よりも低いときはS&P500指数が年率で17.9%上昇し、その反対4.05%を上回っていると、S&P500指数は年率で12.5%下落している。

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