投資用語集

ミニマム・アクセス米

日本語
売買同時入札制度
英語
minimum access rice
同意語
MA米
関連語
ウルグアイ・ラウンド , ミニマム・アクセス , ドーハ・ラウンド , SBS制度
カテゴリ
コメ ,

日本が国家貿易によって毎年輸入しているコメのこと。

GATTのウルグアイ・ラウンド交渉の中で、農産物のミニマム・アクセス(最低輸入機会)が決定され、コメに対しても国内消費量の一定割合を最低限の輸入機会として設定し、その割合を段階的に増やすという要求を受け入れ、以後WTOのドーハ・ラウンド交渉に引き継がれ、輸入数量と関税について取り決められている。

2007年以降は玄米換算で77万トンの輸入が割り当てられていて、アメリカ・タイ・中国などから加工食品(味噌、米菓、焼酎、穀粉等)の原料や発展途上国の援助米・飼料用として輸入している。

輸入したMA米は、主に国が入札によって輸入業者を決定し、この輸入業者を通じた買い入れを行っていて、一部SBS制度を導入し、国家貿易の枠内で、実質的な民間取引(輸入業者と国内の実需者の直接取引)を認めている。

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